KDEのデメリット
KDEを選択する上でのデメリットを上げてみました。
バグが多い
これは昔からですが、Gnomeに比べてバグが多く、既知の放置されているバグも多くあります。
例えば設定の「オンラインアカウント」ですが、執筆時点でkio-gvfsのメンテナーが存在しません。Googleドライブに接続できると凄く便利なのですが、修復の目処は立っていない状態です。
またバックアップ機能に関してもKDE6でオミットされましたがこれもメンテナー不足が原因です。
多機能が故に複雑
システムの設定が一箇所にまとまっていますが、数が多すぎて目的の設定項目を見つけるのに時間がかかる事もあります。
これはもう慣れるしかありません。
トラブル発生時に検索しても出てこない
Ubuntuの普及もあり、ネット上にはKDEの情報よりもGnomeの情報の方が多いです。
回避方法としてはエラーを英語で出す事です。
コンソールから、以下を実行してからプログラムを実行するとエラーが英語になり検索しやすくなります。
LANG=C
それでもKDEを使いたい
KDE neonのようなディストリは最新のKDEを利用している為不安定ですが、Kubuntuなどは古めの安定したKDEを利用しており比較的安心して利用ができます。
安定した環境と最新の環境、どちらを選ぶかはあなた次第です。
